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【岩城橋祝開通】瀬戸内ゆめしま海道開通【サイクリング】

サイクリング

 瀬戸内のしまなみ海道の因島や生口島から少しルートを離れ、愛媛県上島町の生名島(いきなじま)、佐島(さしま)、弓削島(ゆげじま)、岩城島(いわきじま)の4つの島を3つの橋で渡るルートを「ゆめしま海道」と呼んでいます。2022年には岩城島(いわぎじま)も橋でつながり、このルートは完成し4島は橋でつながりました。

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フェリーで渡る

生名フェリー
家老渡フェリーの上弓削港

 ゆめしま海道の島へ渡るのは、広島県三原港や愛媛県今治港からも直接の便もある。所要時間が短くて、便数が多いのは、しまなみ海道の尾道市の因島まで行き、生名フェリー(土生港~立石港)(所要時間4分)や家老渡フェリー(家老渡港~上弓削港)(所要時間6分)が便利である。どちらも、自転車込みで片道180円である。目の前に対岸が見える。特に、生名島は、因島から最短場所で300mしか離れていない。橋がないのは、なぜだろうか。県境だからだろうか。
 また、岩城島橋が開通したので、生口島からの三光汽船のフェリー(所要時間5分)【生口島の洲江港(すのえこう)から岩城島の小漕港(おこぎこう)】が便利になった。

いずれのフェリー航路もしまなみ海道の島から所要時間5分前後と短時間で渡ることができる。

生名島

 因島のすぐ近くの対岸にある生名島は、平成の合併前は生名村(4町村が合併し上島町になった)だった。今は人口約1500人。

岩城橋開通(2022年3月)

 2022年3月20日には隣の岩城島との間に橋(岩城橋)が完成した。全長1.1km、主塔部は、137.5mになり、国内有数の斜張橋。サイクリングのルートも伸び、ゆめしま海道は、完成した。

岩城橋開通2022年3月

☟工事中の岩城島(2020年11月)

岩城島橋のベタ踏み坂

 岩城島側から橋に近づいたときに見える岩城島橋は、まるでベタ踏み坂だ。驚きの光景である。しまなみ海道の橋と違ってかなり急登である。自転車で登っていくのはけっこうしんどい。

ベタ踏み坂?

生名橋

生名橋

2011年に完成した生名橋は、橋長515mの斜張橋の美しい橋である。高さが25mで橋の上の道路の幅が狭いが、道路の片方には自転車と歩行者用の舗道がある。車の交通量がもちろん少ないのでのんびりと渡ることができる。

佐島

 生名橋を渡るとそのままの高低差があまりなく、佐島を通過し、弓削大橋まで続く。佐島に立ち寄り古い町並みや港も楽しめる。

佐島港から生名橋を望む

弓削島

弓削大橋

1996年に完成した弓削大橋は、高さ21mの長さ980m斜張橋。

 弓削港からは、弓削大橋も生名橋も見ることができる。弓削港から見る景色は絶景である。周りを島と橋で囲まれた静かな入り江が落ち着きを感じさせてくれる。

トンボロ地形

 弓削(下弓削)の町はトンボロ地形(島と島の間に砂州がたまった地形)の上に集落がある。鹿児島県の甑島にも同じように集落があった。大きいので有名なのは函館である。砂州の両側に海があるので港として便利である。

弓削港ひだまり公園
国立弓削商船高等専門学校の練習船弓削丸

また、国立弓削商船高等専門学校がここにある。弓削の名を有名にしている。

ゆめしま海道は、車が少なく、道路も広い。また、フェリーの便が多く、短時間で渡ることができる。さらに、トイレや休憩スペースも多くあり、すばらしいサイクリングコースです。ぜひ、みなさんもサイクリングをこの島々で楽しんでください。上島町観光情報HP


しまなみ島走PLAN <改訂版Ⅰ> しまなみ海道を自転車で旅する本 [しまなみ海道] [ガイドブック]
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