鳥取県の境港市と米子市にまたがる「弓ヶ浜」にサイクリングロードがある。砂洲でできた半島の海岸沿いある約16kmが自転車・歩行者専用道路(一部車道)である。
サイクリングロードの特徴
日本一のトンボロ
米子と境港にまたがって続く「弓ヶ浜半島」。日本で最大規模(面積)の陸繋砂州(トンボロ)である。その東側の弓のように弧を描く海岸線に沿ってこのサイクリングロードが走ってる。浜辺沿いのルートのため、標高差はほとんどない。
境港市(夢みなと公園)側
境港市側のスタート地点は、広大な埋め立て地に「夢みなと公園」「境港さかなセンター」「夢みなとタワー・ショッピングモール」「温泉施設」などの観光施設が充実している。
ここの公園を出ると、米子市へつながる国道431号の歩道を進む。交通量が多い道路だが、歩道(自転車通行可)も広く、人家のない直線なので安心して進める。すぐに、海側に自動車(歩行者)専用道路が現れる。浜辺に沿ったきれいなアスファルト道の専用道が約4km続く。(途中で米子市に入る)休憩所やトイレ、展望台もがあり、海や砂浜が見える。正面に伯耆大山がそびえ、景観もよい。このコースのおすすめの場所である。
米子市(皆生温泉)側
やがて、コースは、自動車(歩行者)専用道路が終わり、また、国道431号線の歩道に戻る。約2kmほど進むと国道と別れ、海岸沿いの道を進む。ここからは、ほとんどセメントの道路になり、自転車では走りずらいところもある。もともと、サイクリングコースとして作られた道路ではない。いろいろな道路の集合体だ。ところどころ、自動車も走れる道だが、ほとんど自動車は通らない。途中、漁港などがあるとコースは迂回する。松林の中を走るところもある。道路にコース標識がペイントされているのでそれを頼りに進めばよい。やがて、終点の皆生温泉のホテルの建物が見えてくる。
レンタサイクル
レンタサイクル貸出施設は、コースの終点・始店にそれぞれある。車で来た人のために。駐車場が完備されている。
米子・皆生温泉 コグステーション皆生
観光
弓ヶ浜サイクリングロードを通って、境港市と米子市の観光も楽しめる。下図は、実際、私が走ったルートです。
その時のYouTubeです。↓
水木しげるロード
177体の妖怪ブロンズ像が「鎮座」してます。
境港漁港
カニ漁船やイカ釣り船が係留されている。日本有数の水揚げを誇る漁港。
米子城
明治維新まで、四層五重の天守閣があり、山陰随一の名城だったと言われている。今は、石垣が残っている。標高90mからの景色は絶景。
サイクリングコースの詳細は「鳥取自転車旅」白砂青松の弓ヶ浜サイクリングコースがいい。
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