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自生のツツジで庭を作る方法|コバノミツバツツジのガーデン 

ツツジの庭 自然観察

 我が家の庭は、春になるとツツジの仲間であるコバノミツバツツジの薄紫色の花でいっぱいになる。この時期だけ、庭が色鮮やかにいろどられる。庭で食事しながら花見は楽しいものである。この庭は、プロの人に作ってもらったものではない。この庭をどのようにして作ったのかを説明していきます。

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コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉つつじ)とは

コバノミツバツツジが庭に自生

 ヤマツツジの仲間であるが、いろいろと種類があり、分布は地域によっても違いがある。私の住む地域(広島県)では、ごく普通の山に自生するツツジである。
 特徴として
・西日本(本州中部以西から九州まで)に分布している。
・東日本に生えているミツバツツジより葉が小さいのでこの名がついた。
・新芽が出る直前に花が咲く。
・広島県では花崗岩地域に多い。(私の庭は花崗岩でできた斜面である)

桜の次に春を感じさせてくれる花

 私の住んでいる場所では、ソメイヨシノやヤマザクラが4月上旬に咲き、すぐあとの4月中旬になるとこの薄紫色のコバノミツバツツジが林の縁に一斉に咲く。普通に自生している木である。花が咲くと、ほとんどの植物は新緑の前なのでよく目立ち、桜のように春を感じさせてくれる植物の一つである。

簡単 ツツジの庭のつくり方  

 私の家は、山に接していて、山側が庭になっている。今は、斜面いっぱいにこのツツジが自生している。最初から、このツツジの庭を作ろうとしていたわけでない。この家を約25年ほど前に中古で手に入れた時、主にアカマツやのコナラ(どんぐりがなる木)などの雑木林の斜面だった。大きな木があると、朝の陽ざしがが当たりにくいので、大きな木から少しづつ伐採をした。そうすると、そこに残っている低木の仲間は、成長しやすくなる。その中で、春にきれいな花を咲かせるこのコバノミツバツツジが私の目にとまり、この木だけ切らずにいた。やがて、種子で増えていき、まわりもだんだんと、このツツジで覆われたということである。

 長い年月がかかってできた庭であるが、このツツジだけを切らなかっただけである。管理といえば、他の木もどんどん生えてくるので、毎年、伐採することである。ツツジより背の高くなる木は、すべて伐採した。10年ぐらい前から、このツツジが庭の斜面全体に広がり、春の時期、楽しませてくれる。また、最近は、自然に生えてくるモミジの木も切らないようにしている。少しづつモミジも増えて紅葉も楽しんでいる。大きくなった他の木を切るだけの簡単な庭造りである。

鹿児島県の知覧の武家屋敷の庭をイメージして

 以前、鹿児島県の知覧の武家屋敷に行ったことがある。いくつかの武家屋敷を見た。どの屋敷も日本庭園があり、趣がある。私の庭のイメージは、武家屋敷の中の平山亮一邸庭園をである。ツツジの木が庭の前面を覆いつくされていて、後ろ側は、山をイメージした高い生垣になっている庭である。我が家の庭の斜面の下側は、普通の栽培用のサツキが20本程度、前から植えられていたので、これをそのまま利用し、サツキの葉は木の横側を切らずに上だけ伸びた枝を平らになるように切っていった。今は、全面が山のように覆いつくされている。

アカマツが消え、コバノミツバツツジも消えていく?

 この地方は、山にはアカマツ林(人の手が加わった2次林)が多かった。コバノミツバツツジは、低木であるが、日差しが入りやすいアカマツ林の中で増えていった。最近は、アカマツが松くい虫などの影響で少なくなっている。松茸もあまりとれなくなった。そのかわり、コナラなどの本来の照葉樹林に戻ってきている。人間が手を加えないので昔の自然林の状態になりつつある。当然、低木のツツジは生えにくくなり、少なくなっていく。山の縁の日が当たりやすい場所しか生えなくなってきている。

まとめ

 私の住んでいる、地域では、春になると桜のあとに、紫色のコバノミツバツツジの花が里山に広く咲く。林に近い家では、自分の庭にこのツツジが自然に生えてきて、手入れをする(この木だけを切らずにいる)と数年後には、このツツジが一面に咲く庭ができる。


ミツバツツジ 5号ポット
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